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私がデザインを行う上で大切にしていること。それは「憂い」です。

「憂い」です。


色彩や構図などハッキリしたものは必要です。


例えば、印刷物などのCMYKに対しての考え方と

スマホなどのRGBでの考え方は違います。


写真もピントがくっきりしておいた方が良いです。


それ以外で、何か惹き込まれるものは?


私が常日頃感じるのが「憂い感」です。


意味を調べてみると

【憂いの意味】

  • 気が進まない、憂鬱な気分

  • 悪い状態になることを予想し心配すること

  • 心中にいだくもの悲しい思い

  • 不運・不遇を嘆くこと

  • 自らの失敗などについて「お恥ずかしいことをして申し訳ない」と詫びること

【憂いの使い方】

  • 憂い顔(ウレイガオ)心配そうな顔つき、表情、また、もの思いに沈んだ悲しげな顔つき

  • 憂い事(うれいごと)心配事、悲しいこと

  • 憂いの反面には喜びがあるものだ

  • 赤貧で憂いの影を投げかけられた青春時代

【憂いの語源】


「憂い」の語源は、「嫌になる」という意味の「倦(う)む」と同じです。


とのことです。


決して良い意味ではありません。


しかしながら、なんかこう・・・心の中にちょっとしたサクサクしたものです。


別のたとえで言うと、


音楽で言うところのテンションコードです。

普通なら不協和音のように濁ったものですが、

それが深みになる。


香りで言うと、敢えて臭みを加えることで、

より香りが良くなる。という事もあります。


料理でいう隠し味のようなものです。


写真撮影も、敢えてちょっと逆光感とちょっと暗めのイメージを使います。

照明を正面からパキッと表現する写真も大事ですし、使いますが、

生活の中にどう溶け込むか、そのプロダクトが手元に届いてどうなるのかのイメージです。



 
 
 

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