私がデザインを行う上で大切にしていること。それは「憂い」です。
- syuji fujita

- 7月4日
- 読了時間: 2分
「憂い」です。
色彩や構図などハッキリしたものは必要です。
例えば、印刷物などのCMYKに対しての考え方と
スマホなどのRGBでの考え方は違います。
写真もピントがくっきりしておいた方が良いです。
それ以外で、何か惹き込まれるものは?
私が常日頃感じるのが「憂い感」です。
意味を調べてみると
【憂いの意味】
気が進まない、憂鬱な気分
悪い状態になることを予想し心配すること
心中にいだくもの悲しい思い
不運・不遇を嘆くこと
自らの失敗などについて「お恥ずかしいことをして申し訳ない」と詫びること
【憂いの使い方】
憂い顔(ウレイガオ)心配そうな顔つき、表情、また、もの思いに沈んだ悲しげな顔つき
憂い事(うれいごと)心配事、悲しいこと
憂いの反面には喜びがあるものだ
赤貧で憂いの影を投げかけられた青春時代
【憂いの語源】
「憂い」の語源は、「嫌になる」という意味の「倦(う)む」と同じです。
とのことです。
決して良い意味ではありません。
しかしながら、なんかこう・・・心の中にちょっとしたサクサクしたものです。
別のたとえで言うと、
音楽で言うところのテンションコードです。
普通なら不協和音のように濁ったものですが、
それが深みになる。
香りで言うと、敢えて臭みを加えることで、
より香りが良くなる。という事もあります。
料理でいう隠し味のようなものです。
写真撮影も、敢えてちょっと逆光感とちょっと暗めのイメージを使います。
照明を正面からパキッと表現する写真も大事ですし、使いますが、
生活の中にどう溶け込むか、そのプロダクトが手元に届いてどうなるのかのイメージです。



















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