楽天市場の管理画面、RMSで「商品ページ分析」のデータで見るべきポイント
- syuji fujita
- 2024年12月14日
- 読了時間: 4分
こんにちは。スタジオ三美社のシュウです!
今回の記事は、楽天に出店しているオーナー、店長には興味深い話です。
RMS(楽天市場に出店したら操作やデータが見ることができる管理画面でネットに繋げて操作します)では、さまざまなデータが見れるのはご承知かと思います。
しかしながらこれまで・・・
「いやぁ、見れるのは分かるんだけど、見方が分からない!」
この言葉を多く聞きます。
・・・分かります!
このRMSで提供されるデータは様々で、
まずお店に来ている人の数や、来た人の中からどれだけの人が買ったかという比率が見れたり、一人のお客様が買った金額も見ることが出来ます。
ん?一人のお客様が買った金額?商品の金額じゃないの?って思いますが、
これは一人のお客様がA商品とB商品を一緒に買ったりした場合に役立つ大事なデータです。
あとは買ったお客様の中でもリピートで買ってくれた人は何人か?
またリピートで買った人の中でも2回目なのか3回目なのか?
或いは、買ったことなくて今回初めて買った人が何人か?
都道府県別・年齢別・男女比なども見れますし、
1商品ごとに細かく見れたりします。
ついでに言うと、
どこから来たのか(楽天がやっているイベントから来た。Instagramから来た。Googleで検索して来た。等々)や、探した時にどういう言葉を使って自店にたどり着いたのか。
というようなデータもあります。
このように「楽天市場に出店する」とひと口に言っても、見るべき・やるべきことがたくさんあります。これだけじゃないですもんね。商品作らないといけない。それこそ注文を受けたらお客さまの情報が合っているか確認しないといけませんし、注文を受けた分の商品を配送中に壊れたり傷ついたりしないようにプチプチや紙で包んで保護してから段ボールに入れたりする作業もあります。そういう包装する材料の在庫も気にしないといけません。
大変ですほんとに。だからRMSの管理画面があるのに普段から「見ることができない」という店長が多いんです。貴重な時間を割いてまで見るべきなのか?って思っちゃうんです。
・・・しかし、実は最も重要なんですよ~!
何故か?このデータに基づいて考えれば、次の戦術が見えて間違う確率が減るからです!
で、タイトルにある「見るべきポイント」とは!?
ここからは楽天市場へ出店している人が見ることを前提に説明します。
ちょっと専門用語が出てしまいますが、ご了承ください。
見るポイント
RMSから「アクセス・流入分析」→「商品ページ」で、データをダウンロードしてください。
期間選択は、
1日でも良いですが、出来れば一か月間は見たいです。
あとは比較対象です。
大体スタンダードなのは「昨年同月・同日」ですね。日本企業っぽい右肩上がりが正義(笑)でも基準としては分かりやすいです。
商品ページ分析のデータはCSVですから、エクセルで開いて、
色々載ってますが見て欲しいのは、
0.売上金額
1.売上件数
2.アクセス数(来店人数)
3.転換率(購入率)
です。意外と基本的な数値でしょ?今も昔も変わらずこれだけです。
見方の基準と考え方
アクセス数(来店人数)が多いけど、転換率(購入率)が低い→商品・サービスの魅力が伝わっていないと考えられるから、まずは商品ページの見直しをする。
転換率が高いけど、アクセス数が少ない。→お客さんが辿りつけていないから、辿りつけるようにお客さんが探しそうなキーワードと商品登録画像を見直す。
※商品登録画像の見直しは、検索結果で出ていてもクリックされてない可能性も高いため。
ページの見直しについてはまた別の機会で説明しますが、
近しい他店の商品ページと見比べて不足分がないか?自店のアピールは不足してないか?をチェックすると簡単にポイントが見えてきます。
私はその形で改善を続けていました。
この三つの数字だけだったら、毎日10分ぐらいで見れます。
習慣をつけると、見なかったら気になってくるし気持ち悪くなるので(笑)、
その状態になるように意識してください。
これは、売上規模や経験年数関係なく通用しますから、
新しく出店した人は是非ともやって欲しいです。
とまぁ、こんな感じで初めてネットショップ運営っぽい記事を書いてみました。
テキストだけっておい!と思いますが、ジワジワと増やしたり、見た目が分かりやすくなるようにしていきます。
質問・問い合わせあればいつでも言ってください。「ブログみた」って言うてくだささい。
スタジオ三美社 藤田修司(シュウ)
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